おゆきの海外放浪記〜社会人でも全大陸制覇〜

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#3 ゼロから学ぶスペイン語会話 第1回 キホンのホ 読み方・発音編

¡Hola!

おゆきです!

前回、スペイン語を学ぶメリットについて紹介しましたが、

oyuki425.hatenablog.com

今日から実践編です!

 

まず、スペイン語にも英語のABCがあります。

基本的には英語のローマ字と使う文字は同じですが、発音が微妙に違います。

ここではまず、スペイン語のABCを紹介しましょう。

 

【1.スペイン語に使われる27文字 ()内は読み方

A(ア) B(ベ) C(セ) D(デ) E(エ) F(エフェ) G(ヘ) H(アチェ) I(イ) J(ホタ) K(カ) L(エレ) M(エメ) N(エネ) Ñ(ネニェ)

O(オ) P(ペ) Q(ク) R(エルレ) S(エセ) T(テ) U(ウ) V(ウベ) W(ウベドブレ) X(エキセ) Y(イ) Z(セタ)

 

以上27文字です。

 

なんかツッコミたくなるところ、色々ありますよね笑

わかってます笑 しっかり後ほど触れますので、お待ちください。

 

とりあえず、このスペイン語はこの27文字から成り立っています。

読み方ですが、読み方を完璧に覚える必要はないかもしれません。

ここで大事なのは、読み方の”雰囲気”を覚えること!

なぜなら、この読み方で読む単語はあまり存在しないから。

例えば、前回も登場した休暇を意味する”Vacation”。

上記の読み方を準じるなら”ウベ・ア・セ・ア・テ・イ・オ・エネ”となりますが、

そんなはずもなく、読み方は英語に似て”バカシオン”です。

 

ここで気づいて欲しいのは、”V”がつくからと言って”ウベ”と読むことはないということ。

だから、Vてウベって読むの!?と違和感を覚えるかもしれませんが、実際にはウベなんて読み方はせず、皆さんのイメージ通り、バ行での使われ方をします。ご安心を。

 

【2.スペイン語 27文字 それぞれのイメージはこんな感じ】

 

先ほど、スペイン語のローマ字読みは雰囲気で覚えるとお伝えしましたが、

スペイン語を学んだ私が思う、「この文字、こんなときに使うよ」という勝手なイメージを紹介します!

皆様もある程度スペイン語を学んでからこのページに戻ると、「なるほどなぁ」とわかってくれるかもしれません。

それではいきましょう!

※日本ではア・イ・ウ・エ・オ順で説明しますが、スペイン語はア・エ・イ・オ・ウ順で説明します。

 

A(ア)・・・単純!ア段で発音したいときに使う。子音+Aはその子音のア段で発音されます。英語のようにAだけで”エイ”とか”エ”とか発音したりはありません!全部ア段!覚えやすい!!

B(ベ)・・・バ行を表したいときに使う。ちなみにVと発音も同じ。それだけ。

C(セ)・・・カ行とサ行を表したいときに使う。母音がついて、カ・セ・シ・コ・クと発音する。逆にサ・ケ・キ・ソ・スと発音することはほとんどない。

D(デ)・・・ダ行を表したいときに使う。母音がついて、ダ・デ・ディ・ド・ドゥと発音する。

E(エ)・・・エ段で発音したいときに使う。子音+Eはその子音のエ段で発音されます。英語のようにEだけで”エイ”とか”エ”とか発音したりはありません!全部エ段!覚えやすい!!

F(エフェ)・・・イメージ通り、母音がついてファ・フェ・フィ・フォ・フとなります。

G(ヘ)・・・ちょっと意外、ガ行だけじゃなくハ行になります!今後詳しく説明しますが、ハ行を発音するときは、少し喉にタンを絡ませる感じで濁った発音になります。

H(アチェ)・・・アチェ!意外!けど、スペイン語では”h”は発音しません。オール無視で大丈夫!ハ行にもなりません!hは無視!

I(イ)・・・イ段で発音したいときに使う。子音+i はその子音のイ段で発音されます。全部イ段!覚えやすい!!

J(ホタ)・・・ホタ!Jですが、Gと同様ハ行を表します。母音がついてハ・へ・ヒ・ホ・フとなります。日本を意味する”Japon”は”ハポン”と読む。

K(カ)・・・カ行を表したいときに使う。ですが、カ行は基本的に”C”と”Q(後述)”で表すので基本的にあまり見かけません。外来語を表すときにのみ使われます。"Ketchup(ケチャップ)","Karaoke(カラオケ)","Kilo(キログラム)"など、、、

L(エレ)・・・ラ行を表すときに使う。”R”と発音にているけど微妙に違う。分かりづらい。が、基本的は読み方はカタカナのラ行で通じます。母音がないと”ル”と読むことが多い。

M(エメ)・・・マ行を表すときに使う。英語みたいに”ン”として読むことはほとんど無い。

N(エネ)・・・ナ行を表すときに使う。単体で使うと英語同様”ン”として読む。イメージ通り。日本を意味する”Japon”は”ハポン”と読む。

Ñ(ネニェ)・・・スペイン語で唯一、英語のローマ字にはない文字!でも簡単。ニャ行を表すときに使う。ニャ・ネェ・ニィ・ニョ・ニュ。日本でもよく聞く女性を呼ぶときの”セニョール”は”señor”と書く。

O(オ)・・・オ段で発音したいときに使う。子音+Oはその子音のオ段で発音されます。英語のようにOだけで”ア”とか発音したりはありません!全部オ段!覚えやすい!!

P(ペ)・・・パ行を表すときに使う。単体で使うと英語同様”プ”として読むことが多い。

Q(ク)・・・カ行を表すときに使う。疑問詞に多い(後日説明)。Qだけは特別な表記でQua/Que/Qui/Quo/Quと書いてカ・ケ・キ・コ・クとよ読む。なので、間の”u”は発音の際は無視して良い。ケとキとして使われることが多い。カ・コ・クを言いたくてQを使うことは滅多にない。そんなときは”C”を使う。Cの説明を見てみよう。

R(エルレ)・・・ラ行を表すときに使う。スペイン語で巻き舌のイメージを持つ方。そうです。Rは巻き舌のラ行です。”R”から始まる単語は巻き舌になりますが、先頭以外にきたときはラ行で読む。”L”と発音にているけど微妙に違う。分かりづらい。母音がないと”ル”と読むことが多い。スペイン語の動詞は基本”R”で終わります。日本語のウ段みたい。

S(エセ)・・・サ行を表すときに使う。サ・セ・シ・ソ・ス。スペインで”YES”は”Sí”。スィーと読む。シーよりはスィーのイメージ。青春アミーゴのサビがこれ。単体で使うと”ス”とよむことが多い。

T(テ)・・・タ行を表すときに使う。タ・テ・ツィ・ト・トゥ。

U(ウ)・・・ウ段で発音したいときに使う。子音+Uはその子音のウ段で発音されます。英語のようにUだけで”ア”とか”オ”発音したりはありません!全部ウ段!覚えやすい!!ただし、発音のコツとして、カタカナの”ウ”よりも強調して、唇を前に突き出して”ウゥ!”と発音するとよし。モー娘の「ウー!ハー!」の感じのウー。

V(ウベ)・・・バ行を表すときに使う。上述した通り、ウベなんて言わない。”B”と同じカタカナ発音で良い。英語のように”ヴァ”と発音しなくて良い。スペイン語に”ヴァ”なんてない!

W(ウベドブレ)・・・”K”同様。外来語にしか使われないのであまり見かけない。出会ったときは英語のように発音すればいいと思う。ワシントンとか。

X(エキセ)・・・ちょっと変則。基本的にシャ行を表したいときに使う。シャ・セ・シィorヒ・ショ・シュ。なんとなく古代の言葉や難しい言葉に使われるイメージ。テストの”examen”は”エクサーメン”と読むし、メキシコは”México”と書いて”メコ”と読みます。

Y(イ)・・・ヤ行もしくはジャ行を表したいときに使う。ヤ・イェ・イ・ヨ・ユorジャ・ジェ・ジ・ジョ・ジュ。なぜヤとジャがあるのか。それはスペイン人はなんと、ヤ行とジャ行が聞き分けれないんだって!日本人からすると意外ですよね。きっと我々がLとRの聞き分けができないのと一緒。だから、”Ya”を"ヤ"と読んでも”ジャ”と読んでも通じます。確かに、ヤを強めに発音すると段々ジャになってきます。

ちなみに、日本語で”私、俺”、英語で”I”という一人称を表す単語はスペイン語で”Yo”と書きます。発音はもちろん”ヨ”でも”ジョ”でも通じます。でも、なんとなくジャ行で発音されるのを多く聞くので皆さんはYを見たらジャ行で発音するのがいいと思います。

また、”Y”は単体で多く使われる単語です。なぜなら、英語でいう”&”をスペイン語では”Y”の1文字を用いて”イ”と発音するからです。単体ででたら”イ”と発音しましょう。

 

Z(セタ)・・・サ行を表したいときに使う。サ・セ・シ・ソ・ス。ザのように濁りません。スペイン語にザ行の発音はありません。スペイン発祥のファッションブランド”ZARA”は”ザラ”ではなく”サラ”が正しい発音です。

 

ちょっと番外

LL・・・Lを二回重ねた”LL”をスペイン語ではよく目にします。この時はYと同様にジャ行で発音します。”llorar”は”ジョラル”と読みます。泣くという意味です。

 

 

長くなりましたが、以上がスペイン文字27個の使われ方の紹介です!

読めない単語にぶち当たったら、このページに戻ってみてください!!

 

【3.次の単語を読んでみよう!】

27文字の特徴を掴んだ皆さん。

それでは、いくつか問題を用意したので、意味は知らなくても大丈夫。

単語だけでなんと読むか当ててみてね!()内は意味です。

前回の記事でも書きましたが、基本はローマ字読みすればいいということを念頭においてくださいね!

 

 

①comida(食事)

②Vamos(Let's go!)

③Yo(私)

④Tu(君、You)

⑤Hola(Hello)

⑥Hora(時間/hour)

⑦rapid(速い/quick)

⑧cerar(閉める/close)

⑨llegar(arrive)

⑩Trabajar(働く/work)

☆¿A qué hora sale este autobus?(このバスは何時に出発しますか?)

 

 

↓答え↓

 

 

【答え合わせ・ポイント】

①コミダ・・・ローマ字読みでよし。

バモス・・・単体のSはスで読む。

③ジョもしくはヨ・・・どちらでも可

④トゥ・・・ツではなくトゥ

⑤オラ・・・”h”は読まない!!

⑥オラ・・・⑤と同じ。”R”も”L”も一緒!(厳密にいうと違う。)

⑦ラピド・・・先頭が”R”なので巻き舌で”ラ”と言いましたか?

⑧セラル・・・”ce”は”セ”、途中の”R”は巻き舌にしない。

⑨ジェガル・・・”LL”はジャ行です。

⑩トラバハル・・・”J”はハ行になる。

☆ア ケ オラ サレ エステ アウトブース・・・”que”は間の”u”を無視して”ケ”・バスを意味する”bus”の部分。英語に慣れて”バス”と発音していないですか?スペイン語はローマ字読みなので”バス”ではなく”ブース”なので要注意!!(悪口みたい、、、)

 

 

ということで、今回は、スペイン語に使われるローマ字について勉強してきました。

盛り沢山で一回では理解できないかな?

何度も反復して覚えていきましょう!!

 

それでは、Adios〜(アディオス)